『真面目に仕事を頑張っても、評価されない』
こんな経験は、私だけではないのでは?と思っています。
かつて、
同僚たちは役職が上がっていくのに
自分だけ評価されない
と、感じていました。
そしてそのうち、
『評価されるように頑張る』という気持ちから、『どうせ評価されないから頑張らない』に変わっていきました(笑)。
今となっては、苦い思い出です。
ここでは、”どうせ評価されない”という下がり気味のモチベーションを、上手に克服する方法を紹介します。
それでは、さっそく見ていきましょう。
Contents
どうせ評価されないのは誰のせい?
まずはじめに「評価されない」のは、いったい誰のせいなのでしょう?
その原因を冷静になって、考えてみませんか?
仕事で会社に評価されない理由としては、
・評価する側(上司)に原因がある
のふたつが考えられます。
本人に原因がある場合
評価には、必ず会社が定めた『基準』が存在します。
その中には、評価点として数値化されるものもあるでしょう。
仮に、あなたが『評価基準』を理解していない状態で、”どうせ、私は評価されていない”と感じているのであれば、それは当然にして起こっていると言えます。
まず、評価される基準やポイントを認識した上で、これまでの行動を見直していきましょう。
上司に原因がある場合
次に、評価されない原因が、上司や管理者にあると思われる場合、例えば、特定の部下へのえこひいきがあります。
このようなときは、上司のさらに上席に相談することで、問題を解決していきましょう。
それでも、えこひいきが続く場合は、他の部署への異動願いも考えられます。
しかしそうは言っても、私の経験上、従業員が千人クラスの大企業の場合、
それなりの役職にある方が、えこひいきをするのは稀(まれ)だと感じています。
それは、公平さと言う点で、上司自体の評価がマイナスになるからです。
”評価されないのは、上司のせい”と、思われているかもしれませんが、実は上司に成果が伝わっていないことがよくあります。
あなたの実績を、上司が知らない場合は、「評価されない」のではなく、「評価できない」ことになるのです。
まずは、「評価する/される」の一歩手前にある、コミュニケーションを改善していきましょう。
どうせ評価されないは会社の仕組みによることも!
評価されない理由として、「本人」「上司」以外にも考えられるものとしては、「会社が作った評価の仕組み」に理由があるということもあります。
一部の中小企業では、そもそも『評価制度』の無い会社もあるでしょう。
しかし大企業でも、『評価制度』があるにも関わらず、仕組みとして評価されないと感じることがあります。
中間管理職の仕事の評価は気にしても無駄
私は、これまでの中間管理職としての経験から、会社の評価に振り回され、一喜一憂するのは無駄だと感じるようになっています。
体験談としてあるのが、新しく設立された部門の責任者になった時の話です。
出来たばかりの部門で売上も少なく、「まだこれから」という段階でも、会社からの評価は『赤字部署の責任者』として散々なものでした。
それ以外にも、ポストに空きが無かったために、4年間昇進のチャンスが訪れなかったり、人件費抑制のために評価基準が、突然引き上げられたりすることも経験しています。
会社がつくる評価基準の中には、従業員の成長を評価して報酬につなげるという正当なものもあれば、会社の都合にあわせて、作り変えられたりすることもあるのが現実です。
会社で仕事の評価が得られないと言って、自らモチベーションを下げてしまうのは勿体ないと感じますね。
【どうせ評価されない】モチベーションを保つ4つの方法
さて、『どうせ評価されない』と感じた時に、モチベーションを保つ方法を、4つ紹介します。
2:過去の自分と比べる
3:誰かの役に立っている
4:新しいことに挑戦する
仕事のモチベーションを保つ方法①同僚と比べない
モチベーションが下がる要因の一つに、『自分なんてどうせ○○~』という劣等感が挙げられます。
特に、デキる同僚と比べて「いつも自分の方が劣っている」のであれば、比較するのはやめましょう。
同僚の優れた点を学び、自分に取り入れるのであれば、モチベーションは上がるでしょう。
しかし、ただ無意味な競争や優劣をつけるための比較は、あなたの良さを損なうことにも繋がります。
モチベーションを維持するためには、むやみに他人と比べることは避けましょう。
仕事のモチベーションを保つ方法②過去の自分と比べる
次に、仕事のモチベーションを保つ方法として挙げるのは、比べるべきは他人ではなく「過去の自分」です。
例えば、
一年前の自分と比べて、
・○○ができるようになった
・○○の理解が進んだ
これらは、過去の自分と比べての成長です。
上司による評価がなかったとしても、会社の評価基準に当てはまらなかっただけであり、あなたの人間性の価値を測ったものではありません。
会社の評価とは、言ってしまえば、売上と利益を最大化するための組織運営ツールにすぎません。
過去の自分と比べて、成長出来ていれば、達成感を噛みしめて自信を持ちましょう。
仕事のモチベーションを保つ方法③誰かの役に立っている
仕事を評価のためだけに行っているとしたら、それは狭すぎる考え方だと思います。
仕事はお客様の利益のため、同僚や部下との協力や知識の共有のため、地域や社会に貢献するために行うものです。
その結果として、上司から評価を受けるのです。
あなたの仕事は、常に誰かの役に立っていると、意識しましょう。
そうすると、モチベーションが下がることはなくなります。
仕事のモチベーションを保つ方法④新しいことに挑戦する
最後に、仕事で評価されない状態が続き、モチベーションが下がったのであれば、仕事以外の分野で評価する機会を積極的に見つけましょう。
可能であれば、他人からの評価ではなく、自己評価を高める新しい挑戦がおすすめです。
例えば、「仕事で評価されて年収を上げたかった」のに、それが叶わずに「モチベーションが下がった」であれば、『新たな収益源を見つける挑戦』などが考えられます。
結果的に収入が増えることで、自己評価が向上し、モチベーションも回復していきます。
どうせ評価されないは会社の仕組みで気にしない!モチベーションを保つ4つの方法 まとめ
『真面目に仕事を頑張っても、どうせ評価されない』
そのうち
「評価されるように頑張る」気持ちから、「どうせ評価されないから 頑張らない」と、モチベーションを下げてしまうのは勿体ないです。
モチベーションを保つためには、次の4つの方法があります。
2:比べるべきは「過去の自分」
3:誰かの役に立っていることを意識する
4:自己評価が高まることに挑戦する
私は、会社での評価がされなかったことが理由となり、副業ブログをはじめました。
今となっては、会社の評価に捉われずに、自分の働き方を見つけることができて良かったと思っています。
評価されていないことで悩むより、自己評価を高める挑戦をするとワクワクし始めます。
皆さんのお役に立つことができれば嬉しく思います。どうぞ参考にしてくださいね。