真面目に仕事で頑張っているのに評価されない。心が腐る。
人によっては「自分勝手な考え方」と言われるかもしれません。
しかし、認められ”給料を増やしたい”という願いは、多くの人が思っていることでしょう。
ここでは、真面目に仕事をしているにもかかわらず、評価されづらい理由と対策を紹介します。
Contents
仕事で評価されないで腐るのは誰のせい?
世の中には、「縁の下の力持ち」と言われる裏方として頑張っている人がたくさんいます。
それがわかっていても、
「仕事で頑張っているのに評価されない。心が腐ってしまう」のは、自分は”お子ちゃま”なのかもしれない、と感じることもあります。
しかし現実として、会社で評価されないと給料は上がらないため、やる気がなくなり、心が腐ってしまうのも、結果として仕方無いこととも言えますよね。
そこで、「評価されない」のは一体、誰のせいなのかを考えてみましょう。
原因は大きく分けて、会社によるもの、本人によるものの二つに分けられます。
仕事で評価されない理由8つ
仕事で評価されない理由8つを、「会社」「本人」に分けて紹介します。
1:評価制度が機能していない
2:社歴重視
3:プロパー重視
4:仕事の内容
1:評価基準を理解していない
2:評価をアピールしていない
3:評価者との関係性
4:仕事以外の部分で信頼されていない
仕事で評価されない理由|会社によるもの4つ
1:評価制度が機能していない
仕事で評価されない会社側の理由として、はじめに挙げられるのが、「評価制度が機能していない」です。
具体的には、
・仕事の内容や実績とは関係なく、上司の好き嫌いで部下を評価している
などがこれにあたります。
2:社歴重視
二つ目は、大企業で見られる「社歴重視」です。
年功序列をはじめ、勤続年数が長い順に出世をしていく会社の場合、社歴の浅い中途採用者や、実力のある若手社員には、出世のチャンスは回ってきません。
結果として、同じ「ポジション」で停滞することとなり、評価されません。
3:プロパー重視
仕事で評価されない会社の理由、三つめは、「プロパー重視」です。
これは、歴史のある企業や同族企業で見られます。
同年代の社員同士である場合、「新卒組」を優遇する傾向があり、「中途入社組」は、会社の中枢で出世することが難しくなります。
その結果、”低い評価のまま”停滞してしまうのです。
4:仕事の内容
4つ目の理由は、「仕事の内容」です。
仕事の内容が何年も変わらず、同じである場合、評価しようにも「限界」がきてしまいます。
仕事の領域を拡げたり、権限を増やすなどの機会を会社側が与えていないとしたら、そもそも従業員を評価しようと考えていないとも言えるでしょう。
仕事で評価されない理由|本人によるもの4つ
次に、仕事で評価されない、本人による理由を4つ見て行きましょう。
1:評価基準を理解していない
はじめに挙げられるのが、本人が「評価基準を理解していない」です。
多くの企業は、役職や社員等級によって「評価すべき項目」が定められています。
これらには、数値だけでなく、「数値では測れない業務に対する姿勢」などの評価項目も含まれるでしょう。
あらかじめ自分に定められた評価基準を理解していない場合、評価者から適切な評価を得ることは難しいでしょう。
2:評価をアピールしていない
自分の仕事の成果を、評価者にアピールするのは、人によって、
・はしたない
・カッコ悪い
と感じるかもしれません。
確かに、アピールのやりすぎは賞賛されるものではありません。
しかし、評価者(上司)との面談では、自分のやってきたことを客観的な数値や事例実績を、しっかりアピールすることが必要です。
そうでなければ、評価者は、あなたのどの部分を評価すべきか難しくなります。
上司との面談では、前述の評価基準に沿った客観的な成果を、手元に準備しておくことが、社会人のマナーとしても大切だと思います。
3:評価者との関係性
仕事で評価されない、本人による理由の3つ目は、「評価者との関係が悪い」です。
個人的な感情として、上司に対して好き嫌いがあったとしても、その上司が自分の業務の評価者であった場合、好き嫌いは表さず”大人の対応”で接するのが、スマートなやり方です。
嫌悪むき出しの、あからさまな態度をとっている限り、業務を適切に実行する人物と評価されるのは難しいでしょう。
4:仕事以外の部分で信頼されていない
「仕事で評価する」とは言い換えると「信頼関係」の上に成り立っています。
自分に与えられた領域の仕事ができたとしても、それ以外の部分、例えば
・他のメンバーに悪影響を及ぼす言動
などが見受けられる場合、上司との信頼関係は築けません。
仕事の評価とは、あなた個人としては『絶対評価』と思われているかもしれませんが、多くの場合、上司の視点では、チーム全体の『相対評価』の中で、あなたを見ています。
自分に割り振られた狭い範囲の仕事以外に、チーム全体で行う仕事の役割や目的や成果に気づけた時に、上司との信頼関係から評価を得ることができるでしょう。
承認欲求が高い人向けの対策
ここまで、仕事で評価されない理由を、「会社」と「本人」の側面から紹介してきました。
これとは別にあるのが、評価されないと「思い込んでいる」場合です。
一般的に、『承認欲求が高い人』がこれにあたります。
他人から肯定的な評価を受けたい、否定的な評価をされたくない、自分を価値のある存在だと思いたい、という欲求。出典:goo辞書
承認欲求の高い人は、「人から認められたい」気持ちが強い人です。
そして、なぜ承認欲求が強くなるのかは、『自己肯定感が低い』のが理由と言われています。
その根底にあるのは、”不安な気持ち”と言えるでしょう。
このような場合、たとえ転職をしたとしても、新しい会社で「自己肯定感が高まる」とは限りません。
また、仕事上で評価されたとしても、本人の「人から認められたい」気持ちが満たされるとも限りません。
承認欲求の高い人の対策としては、他者からの評価ではなく、自分で自分を認めてあげる行動をとるのが良いと言われています。
自分が「やりたい」「楽しい」と思うことを仕事の要素に含ませたり、
本業とは別に、他者から評価されない副業に挑戦してみるのも解決策となるでしょう。
評価されないで腐るのは誰のせい?承認欲求が高い人向けの仕事対策も! まとめ
仕事で評価されないために、心が腐ってしまうのは、給料が上がらないままだと仕方のないことです。
評価されない理由は「会社」と「本人」によるものが考えられます。
・評価制度が機能していない
・社歴重視
・プロパー重視
・仕事の内容
・評価基準を理解していない
・評価をアピールしていない
・評価者との関係性
・仕事以外の部分で信頼されていない
理由がわかれば、評価されるためにやるべき行動も見えてくるでしょう。
またこれとは別に、承認欲求が高い人もいます。
この場合は、他者に評価を求めるのではなく、自分で自分を認めてあげることが、解決に繋がるでしょう。
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